話題の痩せホルモンGLP-1」について詳しく解説しています。
  1. 話題の痩せホルモン「GLP-1」って?糖との関係は?やさしく解説します

肥満の最大原因とは?

肥満の最大原因とは?

糖質ダイエットが流行する中で、「痩せホルモン」と言われるGLP-1がメディアでも注目されていますが…その前にまず、肥満の原因を探ってみましょう。

肥満とは体脂肪が過剰に蓄積された状態で、一般的にBMI値25以上とされています。肥満の主な原因は血糖値の上昇によるもの。なぜ血糖値の上昇が肥満につながるのか、おさらいしておきましょう!

そもそも血糖値とは血液中のブドウ糖(血糖)の濃度のこと。ご飯やパンといった炭水化物の多い食べ物を摂取することで、体内に吸収された糖質が血管内にブドウ糖等として取り込まれます。ブドウ糖(血糖)はすい臓から分泌されるインスリンと結合し、グリコーゲンに形を変え肝臓や筋肉に貯蔵されます。筋肉に貯蔵された分は筋肉が働くことで消費されますが、体内に入った糖質が多すぎると「血糖が急増→貯蔵しきれない余剰分が発生→体脂肪に変換」されてしまうのです。これが、肥満の最大の原因だと言われています。

痩せホルモン「GLP-1」の働き

痩せホルモン「GLP-1」の働き

そこで注目されているのが痩せホルモン「GLP-1」です。正式名称は「グルカゴン様ペプチド-1」といい、もともと体内に存在するホルモンの一種。このGLP-1にはダイエットの強力な味方となる働きが2つあります。

①血糖値の上昇を抑える
前項で説明したように、「血糖が急増=血糖値が上昇」すると結果的に体脂肪が増えてしまうのですが、インスリンが分泌されることで血糖が筋肉へ移動し、体脂肪が増加することを防ぐことができます。GLP-1にはこのインスリン分泌を促す働きがあります。
痩せホルモン「GLP-1」の働き 出典:知りたい!糖尿病
②満腹中枢を刺激する
お腹が一杯であれば、無駄な間食や食べ過ぎを防げますね。GLP-1は脳の満腹中枢を刺激して、満腹状態にする効果があります。少量の食べ物でも満腹感が得られるため、必然的に食事の量が減っていきます。
これら2つの働きによって、GLP-1は「痩せホルモン」とよばれているのです。

GLP-1は医療でも認められている

GLP-1は医療でも認められている

GLP-1は同じ働きをする薬(GLP-1受容体作動薬)が糖尿病の治療薬として積極的に用いられています。糖尿病は慢性的に血糖値が高くなる病気ですが、血糖値を下げるために医療の現場でも使われているわけです。このことから、GLP-1が確実に血糖値の上昇を抑えることわかりますね。

GLP-1はインスリン分泌を促しますが、スゴイのは「血糖値が高い時にだけ作用する」というところ。血糖値が低いときは、GLP-1はすい臓を刺激しないのです。高血糖の時は下げるためにインスリン分泌を促し、低血糖の時は大人しくしているからこそ薬として認められているのです。

この薬が使われるのは2型糖尿病患者でGLP-1の分泌が少ないことがわかっていますが、肥満の人にも同じことが言えます。逆にやせ型の人には多いというデータがあります。つまりGLP-1の分泌を促進することで肥満解消という美容面だけではなく、糖尿病予防という健康面のケアも可能となるのです。

GLP-1を増やすことはできるのか?

GLP-1を増やすことはできるのか?

基本的な方法としては、「腸内環境を整えること」です。そのための方法は3つ。

1つ目は「食材や生活習慣で増やす方法」。例えばヨーグルトなどの乳酸菌、野菜などの食物繊維、サバなどのEPAを多く含む食材を摂ることや、糖分を多く含むお菓子や果物、アルコールを控えることでGLP-1の分泌を促進します。

2つ目は「病院の治療で増やす方法」。肥満外来やダイエット専門クリニックなどでGLP-1を活用した治療を受けることが出来ます。

3つ目は「GLP-1分泌を促す作用のあるサプリを利用する方法」。比較的新しい方法になりますが、当サイトでも紹介しているので気になる方はぜひチェックしてみてください!

マヌカジンセン
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